2022年9月開催「オンライン井戸端会議」開催の報告・まとめ
オンライン井戸端会議を2回に渡り開催しました
そこで、「もっと駄弁る場」を充実させたい!
そんな想いを形にしたのが「オンライン井戸端会議」です。
9月8日(木)の19時から、9月25日(日)の9時から、どちらも90分間実施しました。
今回はそこで交わされた意見を少しだけご紹介しますね!
オンライン井戸端会議に込めた想い
『誰でもふらっと語り合える!まちの未来に向けて声を交わす「場」』として開催した井戸端会議ですが、多様な参加者の皆様と一緒に素敵な時間を過ごすことができました。
この「ふらっと語り合える」という言葉には2つの想いを込めています。
まずは、「ふらっと立ち寄って語り合える」という気軽な感じでご参加いただきたいということです。
まちづくりを身近に感じていただいたり、「自分のこと」としてこのまちに関わっていただけるような、きっかけづくりにしたいという想いを込めました。
また、「フラットに語り合える」という参加者同士の関係やつながりづくりをしたいという思いも込めているんですね。
豊中駅周辺に長年関わりまちを支え続けて来られた方も、最近新たなご縁ができた方も、フラットな目線で想いを語り、互いに耳を澄ませる場にしたい。
その中で、「新たな企画案が芽生える」「つながりが生まれる」「興味・関心の幅が広がる」ということができないかという期待も込めていました。
参加された皆様からの「声」
実際、9月8日(木)の19時からと、9月25日(日)の朝9時から開催した井戸端会議には、20名程度の参加者にお集まりいただきました。
「協議会の活動を初めて知った」という方からは、「何かできることがあればやってみたい!そんなきっかけが欲しかった」という声をあげていただきました。
「まちを盛り上げるためにぜひ取り組んでみてほしい」という想いとマッチし、まさに新企画のタネになりそうな具体的な話も出たんですね…。
また、豊中駅前の「きたしん豊中広場」を活用できないかという具体的な意見についても、参加者同士でそれぞれの考えをシェアしました。
「きたしん豊中広場」に限らず、人が集まり、「イベント」「企画」ができる「空間」が必要だということは協議会内で議論していることでもあります。
また、「イベント」「企画」だけではなく、まちの活性化につながるような環境の整備などについても、まちに訪れる人の想いや事業を営まれる方などの声もしっかり耳を傾ける必要があることも再確認しました。
さらに、「何気ない出会いのきっかけを「まちの至る所」で作れるようにはならないのか?」という声については、私も考えさせられました。新型コロナウイルス感染拡大からかなりの時間が経過し、人と人とがつながる機会が奪われて久しいですね。
また、元々豊中は交通の利便性や、大阪市へのアクセスの観点などからこの地域を選ばれてお住まいの方も多いことと思うんですね。そして、一時的にこの地域にお住まいの方もおられます。転勤して豊中に来られて、子育てに取り組まれている方もおられますよね?
例えば、そのような方が「コロナ禍」で、この地域でどのようなつながりを持てるか?まちとしてそのきっかけづくりをどのように行っていくか?そんなことも「オンライン井戸端会議」をきっかけに改めて考えさせられました。
「強いつながりではなくていい。緩くても支え合えるようなつながりをどのように育んでいくか」という話は、25日の「オンライン井戸端会議」のなかで具体的な意見として上がりました。
そのほかにも、「豊中駅前に出店を希望するお店が、空間をシェアして協力して商品を販売するようなことはできないか」という期待を込めた意見も出していただきました。
一方で、「それらの具体的な案をどのような方向性で行っていくのかを見定めるためにも、まち全体を多様な角度から捉えた意見をもとに、まちの未来図を描くことが大事なのではないか?」
という声もありました。
これからのまちづくりと「井戸端会議」
今回企画させていただいたオンライン井戸端会議は、「議論をして何か方向性を決める」という場にすることを想定していません。
多様な意見に耳を傾け合い、つながるきっかけを作りたい。まちやまちに関わる人同士が、興味・関心を持てるように、日頃考えていることをシェアしたい。
そのような意味で実際に交わされた子を改めて振り返ると、参加者の皆さんが日頃からまちについていろんな想いを抱いておられることと、それを声に出していただけたことに改めて感謝の想いです。
『このような1つ1つの「声」「想い」が、まちを豊かな未来へと繋げていくんだろうな』というのが、井戸端会議を経て得た私の思いでもあります。
私もまちづくりに関わる前までは、どちらかというとまちづくりって「行政がやるもの」「一部の団体や組織がやるもの」という認識でいました。
ただ、少しずつまちづくりに関わり始めてから、「声を出してもいいんだ」「実際に行動すれば、少しずつでも変わっていくんだ」という実感を得ることができました。
豊中駅前まちづくり推進協議会は、まちの主役は「まちに住む人」「事業を営む人」「まちに訪れる人」などまちに関わる人だと思っています。
立場や考え方は違っても、声を交わしてまちづくりを進めること。
より良いまちを描き、想いを持って行動すること。
まちが魅力的で笑顔と活気に溢れ、住みやすく天気が良い日は散歩したくなるようなまち。
愛着を持てるお店がいくつも軒を連ね、豊かな人のつながりがたくさん育まれ、訪れてくれる人にも「また来たいなぁ」と思ってもらえるようなまち。
- 「それってどんなイメージ」
- 「どうやったらそんなまちに変わっていくの?」
- 「今から何を始めれば良いんだろう…?」
- 「私にできることって?」
またそんなことを語り合える機会を設けることができればと考えています。
また今後の企画についてはホームページでご案内いたします。ぜひ積極的にご参加ください。
今回の企画の告知ページや7月開催時の告知動画についても以下ご紹介しておきます。
9月開催企画の告知ページ
7月開催時に作成した告知動画
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