豊中駅前まちづくり勉強会第3回開催:2023年3月26日(日)

豊中駅前まちづくり推進協議会運営委員の森山です。

今回は「第3回まちづくり勉強会」の開催をお知らせいたします。

(これまでの勉強会はこちら→第1回第2回

第1回目の勉強会のテーマは「ウォーカブル(歩いて楽しいゆとりある街)」でした。(第1回目の振り返りはこちらから)

2回目の勉強会では豊中駅前の現状を見つめ、ワークショップ形式で課題や問題について参加者同士で意見を交換しました。

ウォーカブル【うぉーかぶる/walkable】とは?

「歩く」を意味する「walk」と「できる」の「able」を組み合わせた造語で、文字通り「歩きやすい」「歩きたくなる」「歩くのが楽しい」といった語感をもつ。それまでの車中心だった都市から、歩くことが中心の都市へシフトするための都市戦略用語として使われる。

第78回| ウォーカブル | FUTURE IS NOW

第3回は講演&フリーディスカッション

1回目は講義&質疑応答。

2回目はワークショップ形式で進めてきたまちづくり勉強会ですが、3回目は大阪・中津のまちづくりや「ハイパー縁側」の取り組みで実績がある東邦レオ勝谷拓朗さんをお招きし、講演&フリーディスカッション形式でまちづくりについて学びます。

ハイパー縁側とは?

そのまちに暮らす人や仕事をする人、子どもたち、まちの外から来る人たちが集まり、“CHATを始める次世代の縁側。

このおしゃべりを通じて、まちに流れる歴史や取り組み、人の生き方を共有しながら、少し先のまちの未来を自ら企画していく活動です。

※談笑、おしゃべり、雑談

https://hyper-engawa.com/about/

豊中駅前のまちづくりに関心がある方も、勝谷さんの取り組みについて聞いてみたいという方も、どなたでもご参加いただけます。

1回目・2回目にご参加いただけなかった方でも、お気軽にご参加いただければと思います。

会場・日時などについては以下をご確認ください!

第3回まちづくり勉強会

日時:2023年3月26日(日)14時から16時

場所:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷセミナー室(エトレ豊中5F)

参加費:無料

対象者:豊中駅前のまちづくりに関心がある方

講師:勝谷 拓朗氏(社会彫刻家・東邦レオ株式会社)

テーマ:街の中の「ハイパー縁側」の取り組みから

参加方法:お申し込み優先(定員を35名としています。お申し込みはGoogleフォームで受け付けています→https://x.gd/s6gCj

豊中駅前のまちづくりについて「みんなで考える勉強会」

豊中駅前まちづくり推進協議会では「みんなで育てるまち」という考えを大事にしています。

まちの課題をどのように整理し、これからどのようなまちの在り方を目指していくのか…。

それの答え探す取り組みは「誰か一人が鍵を握る」のではなく「一部の人が考える」のでもなく、「みんなで情報を共有し、声を交わし、作り上げ、守っていく」ことこそ大事なのではないかと考えています。

そこで、豊中駅前まちづくり推進協議会では1月から全5回にわたる勉強会を開催し、さまざまな事例や取り組み、まちづくりの方法について学びを深める中で一緒にまちづくりを進めていける人とのつながりを大切にしたいと考えています。

第3回の勉強会はハイパー縁側・まちのコミュニケーション事業などで実績のある勝谷さんの話を伺いながら、実践やその背景にある思いに迫りつつ、豊中のまちづくりに活かせるアイデアなどを得る機会にしたいと思っています。

フリーディスカッションの場では、ご参加いただいた皆様と共に学び合い、今後の豊中駅前のまちづくりについて意見を交わしたいと思っています。

豊中駅周辺のまちづくりの「いま」

いま、豊中駅前のまちづくりについては、令和3年9月に豊中市が策定した「豊中駅周辺再整備構想」に基づき進められようとしています。

この「豊中駅周辺再整備構想」についての詳細は以下のリンクからご確認いただけます。

豊中市サイト:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/shigaichiseibi/shigaichiseibi_topi/toyonaka_kousou2021.html

豊中駅前まちづくり推進協議会としては、豊中駅前再整備構想策定時も定期的に検討会を開催してきました。

これからもできるだけ多くの人と声を交わし、共に考えながらまちづくりを進めていきたい…。

その上で、多様な考えを持つ人同士が未来に向けて思いを語り合えるような関係性も大事にしたいと考えています。

協議会がまちづくりに取り組んできた約30年の間に、豊中駅周辺の様子もまちづくりの在り方も大きく変化しました。

これからのまちづくりは「多様な立場からの声」をいかに大切にしながら、未来に向けて進んでいけるかがカギを握るのではないかと思っています。

そのような意味で、市役所でまちづくりを進めておられる方・まちで事業を営む方・暮らしの場としてまちを活用される方・日頃からまちづくりに取り組まれている方…

その他、あらゆる立場から今回の勉強会にご参加いただき、学び合いながら各々の意見に耳を傾ける機会にしたいと考えています。

皆様のご参加お待ちしています。

豊中駅前が笑顔あふれる居心地の良い空間になるように!

私は豊中駅周辺で生まれ育ち、七夕まつりなどのイベントは「楽しませてもらう側」として参加してきました。

今ではこのまちで子どもを育て、親子ほど歳の離れた方々…これまでまちづくりにずっと取り組まれてきた方々とともに未来に向けてまちづくりを進めています。

私が協議会の活動に関わり始めてからまだ2年も経ちませんが、この期間でたくさんの人の「まちに対する思い」「活動」「情熱」などに触れてきました。

子どもの頃から当たり前に過ごしているこのまちが、多くの人の行動と思いに支えられていることを知りました。

「より良いまちをつくる」と一言でいっても、「何が良いまちなのか?」「どうやったら目の前の課題を解決できるのか?」といった問いに答えは出ません。

ただ、その問いに向き合う中で、多くの人とのご縁ができ、私自身の成長が促され、かけがえのない経験ができたことに感謝をしています。

今回企画する「勉強会」の中でも、より多くの人と共に学び、意見を交わし合う中で、一緒に答えのない問いに向き合い、未来に向けて歩みを進めることができれば嬉しく思います。

変化のスピードが早く、さまざまな情報の渦に飲み込まれてしまいそうな社会の中で、私たちの子どもの世代がこのまちでどのように育まれ、大人になり、どのような関係を作っていくのか…。

そのようなことに思いを馳せながら、私は今後もまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。

第3回の勉強会では東邦レオの勝谷拓朗さんの講演とディスカッションという内容で、「ハイパー縁側」などの取り組みやその背景などを深掘りしつつ、豊中駅周辺のまちづくりのあり方や具体策について迫っていきたいと思っています。

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